観光で人気の沖縄ですが、近年はこの暖かい気候と自然をもとめて県外からの移住者も増加傾向にあります。那覇、恩納村、名護と、移住に人気の町は幾つもありますが、その中でも今回はアメリカンビレッジがあることでも有名な、多文化と自然の融合が魅力的な街、北谷で移住におすすめの地域3つをお伝えします!
◎沖縄移住でおすすめの地域①観光で人気のアメリカンビレッジのある美浜
最初におすすめする地域は美浜エリア!
観光で人気のデポアイランドをはじめ、海水浴のできるサンセットビーチや映画館、温泉、ショッピング、お洒落なカフェなど様々な商業施設が立ち並びます。
また、毎週土日の夜には花火が打ち上がったり、アメリカンビレッジ周辺は365日ライトアップが楽しめたりと、年中飽きずに過ごせるよう工夫された街づくりが施されているため、移住者に最も人気な地域の一つです。若者だけでなく、子供から高齢者まで幅広い年齢層に愛されるのもこの街の特徴です。
「人口統計ラボ」による美浜全体の一戸建ての数は137戸、共同住宅の数は513戸となっており、戸建よりもマンション等の共同住宅が多い地域となっており、住み方としてはマンション購入や賃貸マンションが人気があります。
2024年7月現在の美浜の売マンションの相場は4500万~5400万、賃貸マンションの相場は月15.5万~18万程度となっております。
※売マンション相場条件=所有権・3LDK(71~85㎡)・築13~16年
※賃貸マンション相場条件=3LDK(68~76㎡)・築22年~23年
◎沖縄移住でおすすめの地域②アメリカ文化が感じられる宮城
次におすすめする地域は宮城エリア!
デポアイランドから北に1km程離れた地域が宮城エリアになります。宮城エリアは嘉手納基地のゲートからすぐのため、外人住宅が立ち並ぶアメリカンテイストなエリアとなっています。
沖縄の中でも特に珍しいエリアで、飲食店や宿泊所のほとんどが外国の方をターゲットにしており、歩いていても日本人より外国の方を見かけることが多い地域です。すれ違う際に「Hi!」とフランクに挨拶をしてくれる外国の方がいたり、聞こえてくる言語も英語に囲まれているため、日本にいてもアメリカ文化を身近で感じられるのがこの地域の最大の魅力です。
地元民に人気の1.6キロにわたる宮城海岸もこの地域にあります。
「人口統計ラボ」による宮城全体の一戸建ての数は606戸、共同住宅の数は887戸となっており、大きな差はないものの、こちらも共同住宅の多い地域となっております。
2024年7月現在の宮城の売マンションの相場は5800万~1.3億、賃貸マンションの相場は20万~22万程度となっております。
※売マンション相場条件=所有権/3LDK(71~85㎡)/築13年~14年
※売マンション相場条件=3LDK(68~71㎡)/築14年
◎沖縄移住でおすすめの地域③基地返還後の新しいまち伊平
最後におすすめする地域は伊平エリア!
アメリカンビレッジのある美浜地域から国道58号線をわたって道向かいのエリアが伊平地域になります。伊平エリアは北谷町の基地返還後の区画整理事業を経て開発された地域で、街づくりが始まって約10年と比較的新しい街になっています。
観光地から歩いてすぐの地域ですが、クリニックやスーパー、ファミレス、ガソリンスタンド、公園、役所があったりと何不自由ない生活を送ることができる綺麗な街で、その住みやすさがこの地域の最大の魅力です。
2024年中に北谷町立博物館も完成予定で、これから更にまちづくりが進んでいくことが予想されます。
「人口統計ラボ」による伊平全体の一戸建ての数は70戸、共同住宅は368戸となっており、圧倒的に共同住宅の数が多い地域となっています。また、沖縄県の中でも土地の価格が高いことで知られている地域のため、おすすめの住み方はマンション購入、賃貸マンションです。
2024年7月現在の伊平の売マンションの相場は4160~4990万、賃貸マンションの相場は19~35万程度となっております。
※売マンション相場条件=所有権/2・3LDK(67~70㎡)/築1年未満~1年
※売マンション相場条件=3LDK(68~83㎡)/築1年未満~1年
◎美浜・宮城・伊平地域へ移住の注意点!
毎日海を眺められるような誰もが羨む生活。そんな地域での生活にももちろんメリットだけではなく注意点もあります。
・海抜が低いため、津波の際には注意が必要。
・宮城、砂辺地域は米軍の飛行機の交通路となっているため、騒音対策が必要になる可能性がある。
・月極駐車場やコインパーキングが少ないため、2・3台車を保有する際は駐車場について検討する必要がある。
・平日の出退勤ラッシュと休日の夕方頃は、国道58号線が渋滞する傾向にあるので、運転やライフスタイルについて考える必要がある。
以上が、北谷に住む際の注意点です。
ただし、津波の際の避難経路を調べておく、防音対策のされている物件を探す、車だけでなく近距離は自転車を利用する等の対策を取ることができれば解決できる問題でもあります。
メリットだけでなくデメリットも十分に把握し、その解決策を予め見つけておくことで、より良い南国ライフを送れること間違いなしです!