本日は何かと話題のコストコ沖縄出店について執筆します。
コストコの沖縄進出については、過去にインスタにもUPしたことがありますが、皆様からの反響も多く、県民にとって非常に関心の高いトピックと感じています。
ここまで話題になっているのには、大きく2つの要素があると考えています。
① コストコの出店が沖縄初であること
ちゃんぷるー文化の発展した沖縄では、アメリカを中心とした海外の店舗や商品が多く普及していますので、コストコのような正にアメリカンスタイルの店舗(発祥はシアトル)は非常に需要が高いことが想定されます。
日本では既に30を超える倉庫(2023年9月時点)が出店していますので、今まで沖縄に上陸していなかったのが不思議に思うくらいですが、小さな都道府県(人口150万人弱)でありながら、周辺を海に囲まれた特殊性のある立地から考えると合点がいきます。
沖縄進出が決まったからには、毎週のように通って盛り上げていきたいものですね。
② 出店予定地が「南城市」であること
もうひとつ大きな注目を集めているのは、その出店エリアにあります。
コストコ建設が決まったのは、自然豊かな南城市の「つきしろ」エリアで、小さな集落や農地に囲まれた立地です。周辺を見渡す限り、「商業」や「工業」いう言葉が全く連想できませんが、ここにコストコが来ます。
南城市はコストコの進出に合わせて、都市計画マスタープランを制定し、新設される南部東道路(自動車専用道路)の【つきしろインター】周辺に用途地域を設定。
近隣商業地域や準工場地域、準住居地域、二種住居地域を設定し、約19ヘクタール(ha)もの広大な土地の都市開発を行う予定です。
【南城市都市計画マスタープラン(平面ゾーニングイメージ図)出所:南城市】
コストコの開業は2024年夏を目標としていますので、その頃にはつきしろ周辺は急激な環境変化が起こることが想定されます。
コストコの話が出はじめてから、つきしろ周辺の土地の価格は鰻登りに上昇して、ここ数年で2倍以上になっています。
他県の状況を見ても、コストコが出来ると周辺の交通量が目を疑うくらい増加しますので、街全体が活気付いて、南城市に大きな経済効果があることを祈ります。
こういった都市計画や再開発の情報をどれだけ知っているかで、検討する不動産のエリア選定も変わってきますので、将来的な不動産の資産価値に大きく影響します。
沖縄本島南部の物件も数多く取り扱いしています。売買や相続、有効活用などご検討の方は、問題解決型の不動産会社「琉球不動産コンサルティング株式会社」までお気軽にお声掛けください✨
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※追伸
2024年8月24日に「コストコホールセール沖縄南城倉庫店」が無事にOPENいたしました!開店時刻の24時間以上前から人が集まり、”並ばない県民”と言われるうちなーんちゅが5時間待ちの大行列を作る異例の事態となりました。
周辺の道路整備が追い付いていない課題は残るものの、南城市の経済発展には大きく貢献するものになることは間違いなさそうです。
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